子供が不登校になると親の生活は一変します。なんで学校に行きたくないの?原因が解消されれば学校に行くんだよね?親としていろいろな葛藤がありますよね。
そんな私の不登校娘との付き合い方についてご紹介します!
中一娘が不登校になった原因
- 生理
娘は小学五年生から生理が来ました。比較的早い方だと思いますがそのあたりから学校に行きたくない、という頻度は高くなっていたと思います。 - 起立性調節障害
主に思春期の子どもに多く見られる自律神経の機能失調です。立ち上がった際にめまい、動悸、失神などの症状が現れることが特徴で、午前中に症状が強くなる傾向があります。(copilotから引用)
小学五年生に診断されたのがこの起立性調節障害でした。毎朝頭痛と吐き気に襲われる娘は漢方の五苓散を服用していました。
- 思春期
思春期はホルモンの影響で気分が不安定になりやすい時期です。スマホやテレビをいつまでも見ていたりとかなりぶつかることがありました。 - 理科の先生への恐怖感
小学校の頃の理科担当の先生が昭和感ある言葉が威圧的な先生で娘もお友達もみんな怖くていやな奴、という認識でした。娘は嫌な奴では済まずに恐怖の対象、二度と会いたくないという存在にまでなってしまいました。
不登校になってからの対処したこと
- 学校担任へ相談
まずは担任の先生へ相談しました。理科の先生が怖い旨を伝えた後は担任も理科の授業中に教室に数回いてくれたそうですがいなくなるとまた威圧的な授業になっていくので意味がないようでした。 - 病院へ相談
起立性調節障害の対応でかかりつけの内科だけではなく、頭痛外来にも行きどうにか痛みが和らぐ方法がないか相談しましたが原因はまだわからないままです…現在は五苓散、カロナールの併用でなんとか痛みと付き合っています。 - 自治体の教育研究所へ相談
学校だけでは解決しなさそうでしたので知り合いが教えてくれた教育研究所へ相談しました。
娘や私に担当がついてとても親身になって話を聞いてくれます。月に一回定期的に通っています。中学校入学にあたっても一緒に事前に中学校に行き万が一不登校になった時の動き方などを一緒に考えてくれていました。 - メンタルクリニックの予約
私と娘、それぞれメンタルクリニックの予約をしました。メンタルクリニックは勇気がいりました。しかし、二ヶ月以上待つことになるのでその間に必要ないと思ったらキャンセルすることもできるしとアドバイスをいただき予約しました。あとになって本当に予約しておいてよかったと思います。
私も娘もそれぞれ心理検査?をして考え方の傾向などがわかるので問題にぶつかった時の対処法のアドバイスなどがいただけると思います。
現在の娘との過ごし方
朝方はだいたい体調が悪くて起きる事が難しいです。起床は9時台、就寝は22時には布団に入るのですが毎日ボロボロ泣く時間があるので23時頃疲れて眠る状態です。
今は甘えたいだけ甘えさせてあげられる時間があるので本当にゆっくり一緒の時間を楽しんでいます!
娘は学校に行かないことに対して罪悪感があるらしく、
私「一緒に映画観に行こう!」
娘「罪悪感…」
と返事をしてきます。
娘「でも見たい!」
と言った時には一緒に連れていきます。
保育園や小学校の時は休みの日以外ゆっくり一緒に過ごせる時間は少なかった分、今一緒にいられる時間を大切にしていきたいと思います!
不登校娘との付き合い方で気を付けている事
- 学校に行くべきという考え方から解放されるどうしても普通学校行くでしょ!学校行ってくれないと仕事にも行けない…ただ学校に行くだけなのになんで行けないの!?と子供のことが全く理解できなくてイライラしていまいますよね。
そりゃそうです。自分は「普通」に学校に行ってたんですから。でも今の学校は私たちが行っていた学校とは全く違います。それを押し付けることはどうなんでしょう?子供の将来のために、なりたい仕事ができた時の選択肢を増やすためにと子供のことを想ってのことですよね。大事な子供のことを想うならまずは学校に行きたくないという子供の意見を尊重しないとと気づかされました。最初はごまかしながら無理やり学校に行かせてしまうかもしれませんが本当に限界が来たら…最悪の場合も考えて早い段階で休ませてあげられたら本人の心の回復も早くなると思います。どうしても親の仕事がやすめず…などいろんな事情がありますよね。私は仕事量を減らしました。というかほぼ辞めている状態です。私にとって仕事やお金も大切ですが娘が一番大切です。そんな甘えさせてたら自立できない…などいろいろな意見があるかと思いますが私は今の選択で良かったと思っています!子供が大きければ家でお留守番もできますし、いろんな対処法はあると思います。
- 自分の機嫌は自分でとる娘に時間を合わせていると自分の時間がない!正直ストレスもたまります!でもその中でも入浴の時間など一人時間を作ってリフレッシュしています。親が機嫌よくなかったら一緒にいる子供も機嫌は良くならないんですよね。プチ贅沢するとか美味しいものを食べるなど自分の機嫌は自分でとっています!
- 少し学校に行っても喜び過ぎない子供が一世一代の勇気を出して学校に行けた時にものすごく喜んでしまいそうになります。結果的に親自体の時間ができることも喜びであり、子供が親から離れる時間は自立した時間という嬉しい気持ちが沸き上がってきます。しかし、それも長くは続かなかったりするのでまた喜んだ親の顔が見たいと無理して行ってあとでダウンしてしまう…とならないように何があっても平常心。穏やかに機嫌よくいたいと思います。